社会福祉法人 玉医会 たまきな荘 採用サイト

どんなに短い会話でも、気持ちの良い関わり

コミュニケーションの技法を追究し、職場での良好な関係性を築いていきたい。

どんな仕事においても、コミュニケーション力は必要ですが、特に福祉の分野は対人サービスです。利用者様の生活を支援するサービス管理責任者として、私が一番注力しているのは、コミュニケーション力の追究です。

特に自他ともに尊重しあいながら関係を築く「アサーティブコミュニケーション」を深く追究しています。利用者様と生活支援員、他職種のスタッフとの関わり合いを良好に保ち、お互いに認め合い、困ったときには助け合える施設をめざしています。

例えば、スタッフとの意見の食い違いや、利用者様からの苦情に対し、相手の思いや考えを正確に汲み取る努力をします。そして、一瞬一瞬の関わり合い、ひと言、ひと言に注意を払い、すべての人に接しています。

現在は、サービス管理責任者という立場上、職員や外部関係機関とのやりとりやデスクワークが多いのですが、可能な限り利用者様と関わる時間、話すタイミングを見つけています。また、職場で身につけたコミュニケーション技法は、家族や友達などのプライベートでも活かされています。

利用者さまの幸せを、第一に考える。それが福祉の基本中の基本です。

福祉の分野をめざそうと考えたのは、高校生の頃。実家のすぐ近くに支援学校があったので、運動会に参加したり、ボランティアに行ったり、障害をもつ方と関わる機会が多く、それが自然でした。就職先として「たまきな荘」を選んだのは、実家から近い、障害者を支援する施設、というこの2点で脇目もふらずに受けたようなものです。

入職から17年以上経ち、その間に利用者様、そのご家族、学校の先生、実習生、外部の関係機関と、人のつながりがどんどん広がっていき、その分仕事に対する助言をいただけるようになりました。

仕事をしながら国家資格を取得しましたが、資格が仕事をするわけではなく、自分自身がどう人と関わるかにかかっていると思います。
まず、現場で働く者として、利用者様の幸せを第一に考え、行動することが大事だと思っています。

2009年から、それまで身体障害者療護施設だった「たまきな荘」は、身体、精神、知的の3障害を受け入れるようになりました。
福祉分野をめざす学生さんたちに伝えたいことがあります。現在、施設には多種多様な障害をもつ方々がらっしゃいます。そして、それぞれに人生経験を積んでこられた方々ばかりです。だからこそ、介助する時も、その人の人生に接する、という意識で実習に臨んでほしいのです。
さらに、玉医会が複数の事業所を展開しているため、障害の分野や年齢層が幅広い分、自分が深めたい分野を働きながら見つけることができます。また、資格取得に向け、理解と協力が得られる職場です。

私の小さな喜びは…

どんなに短い会話でも、
気持ちの良い関わり

利用者様、ご家族、スタッフ、外部の関係機関の方々などと、
ちょっとした会話の中に“気持ちの良い”コミュニケーションを見いだした時に、喜びを感じます。
それが、どんなに短い会話だったとしても同じです。