社会福祉法人 玉医会 たまきな荘 採用サイト

子どもたちとご家族が笑顔になる瞬間

小さな“できること”の積みかさねで、子どもたちの成長を実感できます。

障害をもっている方が安心して地域生活ができるよう、さまざまな機関や、地域住民と連携しながら、その人に必要な情報提供やアドバイスを行うことが、相談支援センターの役割です。

福祉サービスの計画書も、ご本人やご家族の意向をうかがいながら個別に作成していきます。地域で生活している方たちが対象になるので、障害や病気の幅が広く、相談内容も福祉、保健、医療、教育、就労などの多種多様なニーズに応じるため、相談員自身、幅広い知識と、応用力が求められます。細かく言えば、障害者が生活している地域のご近所さんの状況まで、把握しておかなければ適切なサービスを提供できない時もあります。

しかも、「これが正解です」というサービスはなく、対象の方が満足のいくものを提供できるかどうか、相談員の工夫次第ということさえあります。ただ、基本にあるのは、地域で生活する障害をもつ方の豊かな人生につながるサービスかどうか。そのために、私たちの仕事は、話をしっかりと聞き、ニーズを引き出していくことが重要になります。まずニーズを引き出すことができなければ、喜ばれるサービスを提供することはできないと言っても過言ではありません。

時には、話を聞くだけのケースもあります。信頼して、この人にまかせたい、と思っていただくために、話し方、視線、話す環境、座り方、声のトーンなど、すべてにおいて気を配っています

一人の子どもに、職員みんなで向きあう。毎日が楽しくてしょうがない!

福祉の仕事に就いていた兄の影響もあり、福祉や介護の仕事をしようと思っていました。「たまきな荘」には大学3年次からアルバイトで通っていたので、職場、職員の雰囲気が良く、「ここなら!」と思い入職しました。

相談業務の講習を受けていたこともあり、2015年に相談支援センター「いこいば」に異動。特に希望を出していたわけではありませんでしたが、多種多様な事業所を展開する職場なので、どんなことでも経験してみたい、という思いはありました。
相談支援業務は、障害をもつ方だけでなく、地域で生活する方や、行政、関係機関など、とにかく関わる人が多いものです。福祉の専門的知識や技術だけでなく、「こんなことがあったら、この人に頼る」といった関係性を普段から保つことも求められます。

毎日が新しい学びの連続。とても刺激がある職場です。給与面について気になる人も多いかと思いますが、福祉関係の仕事は低賃金というイメージを覆してくれました。福利厚生の面から言っても、子育て世代には施設内保育所を設けたりと、かなり充実しています。

私が所属している「いこいば」は、2018年夏から“ケアコミュニティ”という考え方のもと、新しく展開する施設の中に移転する予定です。これまでの概念にとらわれない、領域を区切らない、新しい施設の中で「いこいば」が地域のニーズをどのようにフィードバックできるか、挑戦していきたいと思います。

私の小さな喜びは…

訪問相談の時に出る、
一杯のお茶

相談支援の仕事は、お宅に訪問することが多いのですが、
その時にご本人やご家族からいただく一杯のお茶に小さな喜びを感じます。
自分が歓迎されているようで、うれしいものです。